夏の風物詩として行われる“音と光のファンタジー” 花火  in  KAGURAは、今年で33回目を迎えます

 思い起こせば35年前、「我々の住んでいる町を我々自身が好きになり、他の地域の方々にもっと知ってもらいたい。そして、お盆の時期に地元旭川、神楽に帰省する家族の方に夏休みの最後の思い出になる事はできないだろうか。」そんな想いから、旭川南商工会青年部によって小さな「子供花火大会」がスタートし、平成元年より「花火 in  KAGURA 」として産声を上げたイベントでした。

 

 おかげさまで、毎年成功を収め、第11回目からは、より地域に根ざしたイベントとなるよう市民委員会や商店街の方々が参画する実行委員会を組織し、現在では、約5万人の観客者の前で約3,000発の花火を打ち上げるまでに成長しました。

 

 このイベントは、開始以来これまで、大口のスポンサー企業や行政の補助金を出来るだけ頼るのではなく、実行委員自らが多くの事業所から協賛金を集め、「企画」、「運営」を行う他、花火の設置から打ち上げも煙火打上従事者の資格を取得しより多くの花火打上げ、片付けまで行っております。

 毎年お盆の8月14日に実施することで、「なかなか家族一緒になることがないが花火は一緒に観覧する。」、「滅多に帰省しなかった子供達が帰省するようになった」とのお言葉を頂き、今日では希薄となりつつある家族の結びつきに繋がり、我々としても大変嬉しく思っております。

 

 これまで観光雑誌におきましても北海道の五大花火大会に選ばれたことや昨年はゼクシィ全国応援企画の10会場(北海道では唯一)となり、多くの皆様に認知された花火大会となってきております。